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ソフトテニスの指導で大切なことは選手の自主性を引き出すこと

ソフトテニスを上達させるための指導で心掛けること

【ソフトテニス】入部したばかりの子供たちに早く上達させるためにやるべきこと

日頃から心掛けていることは、

  • 目標設定
  • 改善策を自分で考えるように癖付ける
  • 声掛けはタイミング良く

指導者としては早く上達させたいと思うあまり、あれやこれや常に声掛けして指導していないだろうか?

特に入部したての初心者は色々いっぺんに言われても頭の中で整理がつかず、気が付くと部活動の時間も終わり何をしていたのかも思い出せないくらいの子もいたりする。

練習は何から始めようか?

  • ラケットの握り方覚えてとにかくフォアの一本打ち?
  • ネット際でショートボール打たせてスイングの練習?
  • ポンポンその場で地面に打ち付けて道具に慣れる?
  • 早く試合できるようにまずはサービス&レシーブ練習?

色々やりたくなって時間がいくらあっても足りないですね。練習はゲームの一部分を切り取ってやるものだと思うので、それに通ずれば正直なんでも良いのではないか。

ただし、小さくても良いので一つのメニューの中で目標設定をして、それが出来れば合格とするような、つまりは簡単なゲーム要素を取り入れるようにする。

例えば手出しのボールをネットの向こうのカゴに当てるゲーム。当たりさえすれば合格のように。

この当てるという目標設定が無くおおよそクロス方向の角を狙うみたい大雑把にしてしまうと、目的の無い単純に身体を動かす運動になってしまいがちです。

そうすると本当は一番感じて欲しいと思う達成感が得られないのです。

実際そう上手くカゴに当たらないですよね?

当たらなかったら何をどうすれば良いのか?

まずは全員を集めて出来る子の実演を見せたり、身振り手振り自分がやって見せたり、自分の知識の全てを出し切りゴールへ導こうとしていませんでしたか?

そしてその想いがエスカレートすると「なんでこんなに教えているのにできないんだ!」なんて愚痴も言いたくなることもしばしば。

でも気付いて欲しいんですよ、結局それは遠回りなやり方だってことに。

だって試合中に壁にぶつかったとき、どうすれば良いかその都度アドバイスを求めるような子になってしまうんですから。

いや、求めるというより教えてくれるものだと思って待つ子になっちゃうんです。

つまり自分で考えなくなる

だから最初からある程度の答えを教えてしまうような練習にはしないで、常に改善策を自分で考えるように癖付けるのが大事。

身体の使い方も人それぞれ違いもあるので、各々違ったアプローチでいいと思うし、時にはちょっとだけヒントを与えながら目の前の小さなゴールを目指す

技術を自分のものに定着させる仕組みづくり

子供たちなりに考えて練習している様子が見受けられたら、指導者は見逃してはいけないポイントがある。

繰り返しやっている練習中の「これかなあ?」という正解に近づいた子供たちの気付きの瞬間だ。

その瞬間を指導者は見逃さないように目を配りアンテナをビンビンに張ってないといけない。

そのジャストなタイミングで間髪入れずに「それだよそれっ!」とか「今ので良いんだよ!」とすぐに声掛けすることで、

「これかなあ?」が「これかっ!」「これだったんだ!」になるのです。

しかしやってしまいがちな悪い例は、「さっきのあのプレーよかったよ!」と、時間を置いてから声掛けすることだ。

時間を置いては意味がない

上級者になれば試合中のプレーを振り返り細かなところまで覚えているようになるものだが、

その瞬間の感覚も大事だし、ましてや初心者ならとくにタイミングが大切です。

目的があってしている練習の場合では声掛けはタイミング良くすることで、迷いを確信に変えることができるのです。

ポイント
  • 目標設定
  • 改善策を自分で考えるように癖付ける
  • 声掛けはタイミング良く

ソフトテニス初心者に練習意欲を出させる方法

中学に入って徐々に試合をする機会が増えてきました。

どういう攻撃をすれば結果が伴うのかよくわからないので、基本的な考え方が知りたい。

こんな疑問にお答えします。

どのような指導法がいいのか

ソフトテニスの醍醐味は雁行陣による駆け引きにあると思っているので、前衛をいち早く機能させられるような指導をいつも考えています。

一般的に前衛指導はとても難しいと言われていて、実際中学のカテゴリー下で前衛がうまく機能している試合を観れるのは全国レベルのペア、チームがいるところに限られます。

今やYouTube、DVD、その他媒体、講習会で様々な指導法が紹介されているにも関わらず、前衛はなぜ育たないのでしょうか?

ポイント
  • 余計な指示をしない
  • 方法を示し、簡単にわかりやすくその根拠を説明する
  • 聞いてきた事にのみ答える、またはヒントのみを与える

今回はソフトテニスのゲームで得点するための基本的な考え方の一つを解説しつつ、疑問にお答えしたいと思います。

余計な指示をしない

一例として、ソフトテニスの攻撃パターンの一つとして、センターセオリーというのがあります。

相手コートのセンターに打つと、打ち返すボールは相手コートのセンターから大体自陣のコート角に二等辺三角形を描いた中を必ず通ってくることになるので、この二等辺三角形を自陣のセンターマークを中心として半分に分けたエリアでそれぞれ2人で担当することになり、ディフェンスしやすくなるし、攻撃も仕掛けやすくなるという方法です。

子供たちにそのことを伝え試合形式の練習をすると、とにかく頑張ってセンターに打ち込んでいく。

何も考えないでとにかく打っていくことで相手前衛に取られてしまうこともしばしば。

すると、「おかしいな、上手くいかない、言われた通りにしているのに!」なんて思う子も出てくる。

純粋ゆえ、いや悪く言えば何も考えていないためなのだが、、、

方法を示し、簡単にわかりやすくその根拠を説明する

そんな時、一つの考え方を伝える。

このコートの中を2人で守るにしても、必ず守りきれない場所が出てくるので、その守備が薄くなる場所を素早く判断して攻撃してみようと。

そうすると今まで単調だった攻撃にメリハリがつき、相手をよく観察しコースを狙って打つようになる。

そもそも空いてるところに打って相手に取らせなければ得点できるわけだから実に簡単な考え方だ

ヒントを与えることでポイントをどんどん取れるようになり、初心者にはこれが意外に大きな発見で喜びが生まれる瞬間でもある。

聞いてきた事にのみ答える

ここで指導者としてありがちなのは、「前衛がこう来たらあそこに打て」「ストレートに抜いていけ」「まずはクロスで様子を見ろ」のように難しい攻撃指示を出したりすることだ。

そんな細かいことを言っても初心者が直ぐに対応なんか出来る訳ないし、頭の中が整理できず逆にミスが増える原因にもなる。

シンプルに「空いているところに打てば良いんだよ」の一言だけでいい。

そしてその考えを理解した子供たちは、どうしたらそのスペースを狙うことができるかを考え実践するようになる

それはシュートボールだけではなくロブやショートボールなどいろんな方法が必要なことも自然にわかってくる。

そしてその目的達成に必要な技術があれば、個別に練習すればいいし、どうすればいいのかわからなければ自ら質問してくるようにもなり積極性も出てくる

ヒントさえあれば自分で答えを導き出すようになるものだ。

ポイント
  • 余計な指示をしない
  • 方法を示し、簡単にわかりやすくその根拠を説明する
  • 聞いてきた事にのみ答える、またはヒントのみを与える

ソフトテニスの練習試合を120%有意義なものとするためにすること

もともと公式試合で結果を残してきたメンバーがいる場合は、こちらからの働きかけがなくても練習試合に誘っていただく機会が増えるのだが、初心者主体で試合慣れしていないチームだとその機会を得るために顧問やコーチの情報収拾能力が問われます。

子供たちの成長を想えば日頃から根回しをしておくことは大事なんだと思う。

日頃の部活動の成果を確認できる練習試合はとても貴重

ポイント
  • 練習試合は人を育てる場所につき有効活用を
  • テニスノートの役割を考える
  • 子供たちの考えを尊重する

練習試合は人を育てる

さて、日頃行なっている試合の部分的切り取り練習で確認を行ってきたものを合体させ、自分の中でイメージしたものと差の無いプレーが実際ゲームの中でどれだけできるのか。

大凡このぐらいの出来ではないかと予想しているものを超えてきたり、また逆に思ったように出来ないことも出てきたりするから指導者としてもとても楽しみなところ。

練習試合の形式としてコート占有量やチーム数にもよるが、以下のような方法で行われるのが私のまわりでは多い。

  • 公式試合のように通しで5〜7Gするもの
  • 1つのコートに2〜3組同時に入れて1ポイントごと回すもの
  • さらにそれの勝ち上がり、負け下がりでコートスライドでレベル順位をつけるもの

ベテラン指導者は何試合も同時に行われていてもカウントやプレーが頭に残るみたいでとても感心する。

しかし出来るのであれば、あちこち観るのは忙しく大変なのと、試合の流れによるプレーの変化なども観たいので普通に1試合ずつして頂いた方がありがたい。

それとあくまで練習という位置付けとするならば、1試合ずつした方が+αで新しいことにチャレンジさせることもその場ですぐに可能となり、

声掛けのタイミングを逃すようなことも無くなり非常に良い。

勝敗は大事だがその内容を軽視してはいけない。

  • 勝った時は相手のイージーミスで得点した割合はどうなのか?
  • 自分たちの意図する試合運びによる得点が多かったのか?
  • 自分たちのミスはどのような質のものだったのか?

振り返り次に活かすような取り組み方を常に心掛けたい。

また、相手チームのペアやその指導者にアドバイスをしてもらうのも有効な上達法だ。

複数のチームがあればそれだけ色々な指導者がいるしその考え方も十人十色。

アドバイスをもらったら感謝しつつも、何でもかんでも吸収しようとすれば軸がぶれてスタイルが損なわれるので、それは自分のスタイルに合うものなのかを一度考え、良いと思ったものは糧とする。

そのように、自分で考え実行するプロセスを習慣化することで、結果を他人のせいにしなくなるのです

テニスノートの使い方

テニスノートはもう一般的になっているのかな?

もうそんなものは使わない時代か?

ともあれ、まわりではそのノートの書き方をテンプレで統一してやっているチームもあるようです。

でもそんなのどうやって書こうが自由で良いと思っています。

先ほど言ったように、自分で考え実行するプロセスを習慣化していれば、自ずとノートもそれを補うべくメモ・まとめ・備忘録のようなものになるであろうから。

提出期限や量(ページいっぱいとか)を決められ、ひたすらゲームのカウント、対戦相手のペアの名前、対戦の感想で内容を埋め尽くされるやっつけ宿題的ノートの使い方をしているようでは、成長するためにならないのは言うまでもない。

このやり方をしているようでは日頃の学習にも悪影響を及ぼしかねないし、時間の無駄なのでやめた方がいい。

もし試合を観に行くことが出来ず内容を知りたいというだけのために必要としているならビデオ撮影でもして見せればいいわけですから。

子供たちの感じていることとの差

そのテニスノートを確認して見えてくるのは、

指導者側から見た補うべきと考えている点と、子供たちが感じている上手くいかなかった点との相違があるということ。

これは指導者側が見落とした点であるのか?

本人の思い込みが大きいのか?またはその逆か?

このギャップを理解してあげられるかどうかが、今後の成長に少なからず影響を与えると考えています。

決して指導者側の考えを聞くように誘導したり押し付けたりしてはいけない。

いくら中学生といえど対等な立場で接し、この感覚的な相違をコミュニケーションで解決していく。

どう思っているのか質問し、子供たちに自由に発言させる機会を与え尊重する。

これは人の顔色を窺いながら行動する子にならないようにするために大事なことと考えます。

ポイント
  • 練習試合は人を育てる場所につき有効活用を
  • テニスノートの役割を考える
  • 子供たちの考えを尊重する

最後に

指導者には、過去の栄光、技術や理論も必要なのかもしれません。

しかし、一番大切なのは生徒、子供達にソフトテニスの楽しさを教え、成長することのよそこびを実感してもらうことです。

主役はプレーヤーだということを忘れず、成長をも守るスタンスがいいのではないだろうか。